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よあけ

昨日は、児童文学の研究者の方のお話をうかがいに、お宅にお邪魔してきました。
そのかたの娘さんとのであいがご縁で、お母様に絵本や児童文学のお話をきく勉強会、2回目。
昔の京都女子大学の影絵劇場のこと、戦後の児童文学や児童教育のお話、絵本の歴史、民俗学のお話。
そんななか、素敵な絵本を紹介していただきました。
Uri Shulevitz(ユリー・シュルヴィッツ)の (よあけ)という絵本。

 

シュルヴィッツは、1935年、ポーランド、ワルシャワ生まれの作家で、4歳で第二次世界大戦にあい、各地を転々として、1959年にアメリカへ。

 

2年間ブルックリンの絵画学校に学び、やがてこどもの本の仕事を始めたそうです。
東洋の文芸・美術にも造詣が深く、この「よあけ」のモチーフは、唐の詩人、柳宗元の詩「漁翁」によるものだそう。

 

お母様が、「日高さんの音楽に似ていると思って」と言ってくださり、とても嬉しかったです。